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2005年5月22日 (日)

旅の記憶Ⅷ 空港にて

杭州から上海へもどるときの話。
空港ではチェックインカウンターに皆が並んでいる。
私も列に並んでいた。同じ列には日本人がおり、
どこから来たの、どこいくの、などと話し会っていた。
そのうち、係り員が受付ブースに現れた。
長いこと待たされたけど、やっとチェックインか。
とカウンターに向かった。
と思ったら、いままで大人しく並んでいた大勢の客が、
わぁ~っと、いつせいにカウンターににじり寄ってくる。
次から次からパスポートをもった手が飛び出してくる。
先ほどまで並んでいた列はもうない。めちゃくちゃである。
係り員は並べ並べと叫ぶ。
それでも客はどんどんカウンターに寄ってくる。
これでは、チェックインは進まない。
いっぺんにできないだろうが。

チェックインも終わった、さて、飛行機に乗ろうか。
皆が並んでいる後ろの列に並んだ。バスに乗る要領だ。

だいぶ待っていると、そのうち近くにいた先ほどの日本人が声を
かけてきた。
「兄ちゃん、がんばれよ。その列は北京行きだよ。
さっきから見ていたけど、黙っていようかと思っていたんだけどね。」
旅慣れたおやじだった。

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